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福井工作所の沿革

創業時

第二次世界大戦の終戦後の昭和20年に故郷の香川県坂出市に復員した秀雄は、荒廃し
た故郷を観て、自分もこれからの復興の役に立ちたいと思いました。
翌昭和21年 秀雄は一身発起して地元産業の核である、うどん製麺機の製作を始めました。
しかし、手打ち職人の手助けになる機械がそう簡単に出来るものではありません。
度重なる試行錯誤を繰り返す中で、365日一日も欠かさず工場で油まみれになって機械
を造り続けました。
その努力の甲斐もあって、昭和22年に福井式製麺機の第1号機が完成しました。
その第1号機の姉妹機が60年経った現在も、現役で活躍しています。

法人化

創業から21年間、製麺機を造り続けた結果、福井式製麺機の名が全国に広まり、
うどん店以外のそば店・らーめん店からも機械の注文が入るようになりました。
このような多種にわたるお店からの要望を叶える為には、法人化して組織を大きくする
必要があり、昭和43年 有限会社 福井工作所として法人化しました。

本社工場移転

創業から41年間、自宅敷地内の工場で操業してきましたが、全国のお客様からの注文が
多くなり、納品に支障をきたすようになりました。
昭和63年 同じ町内に新工場を建設し、同時に本社機能も移転しました。
新工場内に機械操作・製麺実習室も併せて併設し、お客様に実際に麺作りを体験して
頂いています。

新社長就任

平成5年 本社工場移転から6年後、それまで専務として会社を支えてきた福井 清が 
満を持して新社長に、創業者の福井 秀雄は取締役会長に就任しました。 
この年から益々、これまでの47年間に培ってきた製作技術を生かした新製品開発に 
取り組み、現在までに数々の新製品を世に送りだしました。
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